プロ野球ドラフト会議で中日に3位指名された神奈川・桐光学園高の森駿太内野手(17)が30日、川崎市麻生区の同校で球団側から指名あいさつを受け、「実感が湧いた。長く試合に出続けられる選手になりたい」と初々しく意気込みを語った。

◆小山良男スカウト「バンテリンドーム関係なく打ってくれると期待」

小山良男スカウトから帽子をかぶせてもらう桐光学園の森駿太=川崎市麻生区の桐光学園(嶋邦夫撮影)

 187センチ、91キロと体格に恵まれ、高校では主に遊撃や三塁を守り、主将も務めた。最大の持ち味が高校通算48本塁打を誇る長打力。将来の主軸候補として期待される。目標とする選手に巨人の坂本勇人選手を挙げ、「少しでも近づけるようになりたい。自分の魅力をアピールして試合に出られるように頑張る」と力強く語った。  担当の小山良男スカウトによると、井上監督からは左の大砲候補を獲得したいと要望があり、森選手を推したという。本拠地のバンテリンドームは本塁打が出にくい球場だが、「関係なく打ってくれると期待している。土台もしっかりとしていて、プロに入ってもしっかりついていける」と評価した。(酒井翔平) 

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