第49回社会人野球日本選手権が29日、京セラドーム大阪で開幕した。NTT東日本のルーキー、石井巧選手(22)はマツゲン箕島との開幕試合で、もう一息で本塁打となるフェンス直撃の適時二塁打を放ち、会場を沸かせた。
NTT東日本は2―0で迎えた五回に2点を追加。なおも1死二塁の場面で、「6番・遊撃」の石井選手が右打席に入った。
2球目を引っ張り、左方向へと伸びた打球はフェンスを直撃し、二塁走者が生還した。一回には中前打、七回には引っ張って二塁打を放った。
石井選手は栃木・作新学院高から中央大を経て今年入社した内野手。プロ野球・日本ハムでプレーする一成選手を兄に持つ。【磯貝映奈】
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