第49回社会人野球日本選手権大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催、大阪市共催)は29日、大阪市の京セラドーム大阪で開幕する。
開幕前日の28日、プロ野球ドラフト会議で指名された3人を含む注目選手5人が京セラドーム大阪で記者会見に臨み、抱負を語った。
阪神に1位指名されたNTT西日本(大阪)の左腕・伊原陵人投手は「(今のチームでの)最後の大会になる。NTT西日本で優勝したいので、ベストパフォーマンスをしたい」と頂点を見据えた。
DeNAから1位指名を受けた三菱重工West(兵庫)の右腕・竹田祐投手は「アピールポイントはマウンドで相手に向かっていく姿勢」と話し、対戦したい選手にはオリックスに4位で指名された三菱重工East(神奈川)の山中稜真選手を挙げた。両チームは勝ち進めば準々決勝でぶつかるだけに、山中選手は「まずは『三菱対決』ができるようにしっかり頑張りたい」と力を込めた。
19大会ぶり出場のミキハウス(大阪)の桜井俊貴投手は「地元開催で、社員の方々の『応援に行きたい』という気持ちをひしひしと感じる。勝って恩返しをしたい」と意気込む。29日の開幕試合に登場するマツゲン箕島(和歌山)の奥田貫太投手は「開幕戦を楽しみにチームの雰囲気が上がっている」と語った。【下河辺果歩、吉川雄飛】
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