明治安田Jリーグ、愛媛のプロチームでJ3のFC今治は悲願の昇格を目指すなか、アウェーで26日にFC岐阜と対戦し、大敗したものの自動昇格圏の2位をキープしています。愛媛FCはホームで27日、ベガルタ仙台に敗れ順位を17位に一つ落としたものの辛うじてJ2残留を決めました。

今治は残り5試合になり昇格へラストスパートをかけたい状況。14位の岐阜に勝てば、最低でもプレーオフ進出圏内の6位以内が決まる一戦でした。試合は前半36分、岐阜にクロスからダイレクトで決められ先制を許し、後半に入っても2点目を決められました。必死に追いかける今治は12分、高卒ルーキー・横山のクロスに市原がヘディングで、今シーズンのリーグ戦初ゴールを決め2対1に。しかしこの後は前線からの守備が機能せず突き放される展開に。34分にはPKを決められ、試合は4対1で大敗しました。4失点は今シーズンのワーストタイ。しかし順位は自動昇格圏の2位をキープしています。

岐阜のエース・藤岡はこの試合2得点をあげ、得点ランキングで今治のマルクスヴィニシウスを抜き1位に立ちました。

次戦はホームで11月3日に13位のFC琉球と対戦します。テレビ愛媛ではこの試合を午後0時55分から生中継でお伝えします。解説は元日本代表でFC今治OBの橋本英郎さんが務めます。

J2の愛媛FCは8試合勝利から遠ざかり16位。残留に向け負けられない状況で、プレーオフ圏内の6位につける仙台と対戦しました。愛媛は開始早々前線にボールがこぼれてチャンスをつかみ、ベンダンカンがシュートしたもののゴールの枠の外へ。このあと試合の主導権を仙台に握られ、プレーオフ進出へ気迫をみなぎらせる相手に何とか耐えていたものの、アディショナルタイムにコーナーキックから失点しました。後半も開始早々、ゴール前の狭いスペースにパスを通され、痛恨の追加点を奪われました。愛媛は32分にロングボールを窪田が折り返してチャンスを作り、途中出場の舩橋が左足を振り抜きましたが枠の外に。愛媛は2対0で敗れて9試合勝利なし。しかし18位の栃木が敗れたため、辛うじてJ2残留を決めました。

次戦は11月3日に9位のレノファ山口FCとホーム最終戦に臨みます。

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