秋の天皇賞は東京 府中市にある東京競馬場の芝2000メートルのコースで行われ、15頭が出走しました。

武騎手が騎乗した2番人気のドウデュースは、ゆったりとしたペースでレースが進むなか、後方で力をため、最後の直線で外側のコースに持ち出すと、目の覚めるような追い込みで先行していた馬たちを一気にとらえ、2着に1馬身余りの差をつけて1分57秒3のタイムで優勝しました。

5歳のオス馬のドウデュースは、去年の有馬記念に続くG1レース4勝目で、2歳のときから4年連続でG1レースを制覇したことになります。

また、55歳の武騎手は、ことしのJRA=日本中央競馬会のG1レース初勝利となりました。

武騎手は「腹をくくってラストにかけるレースをしようと思っていた。きょうは絶対に結果を出さないといけないという強い気持ちで騎乗したので、勝てて本当にうれしい」と話していました。

2着は9番人気のタスティエーラ、3着は8番人気のホウオウビスケッツで、1番人気のリバティアイランドは直線で伸びを欠き、13着に沈みました。

払戻金は、
▽単勝が7番で380円
▽枠連が3-4で3240円
▽馬連が4番-7番で9660円
▽馬単が7番-4番で1万3560円
▽三連複が4番-7番-9番で10万2180円
▽三連単が7番-4番-9番で39万7100円
▽ワイドは4番-7番が3000円、7番-9番が2980円、4番-9番が1万8280円でした。

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