再来年、2026年のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックのプレシーズンとなる今シーズン、フィギュアスケートのトップ選手が出場するグランプリシリーズは、世界各地で6大会が行われます。
その第2戦が25日にカナダで始まり、女子シングル前半のショートプログラムでは、世界選手権3連覇中で北京オリンピック銅メダルの坂本選手が最後に登場しました。
坂本選手は、冒頭のダブルアクセルと続く3回転ルッツをきれいに決めました。
演技後半に入って3回転の連続ジャンプでは2つめのトーループが回転不足とされましたが着氷し、その後のスピンやステップを軽快な曲に乗せて次々と決めるなど表現豊かに滑りきりました。
坂本選手は74.97をマークし、2位に7.29点の差をつけてトップに立ち、好スタートを切りました。
このほかの日本選手では、去年のグランプリファイナルで3位に入った19歳の吉田陽菜選手はジャンプのミスが響き65.32で4位、松生理乃選手は52.31で10位でした。
後半のフリーは26日に行われます。
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