再来年のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックのプレシーズンとなる今シーズン、スピードスケートの国内開幕戦の全日本距離別選手権は、25日から3日間、長野市で行われます。

女子1500メートルには世界記録保持者で、前回の北京オリンピックで銀メダルを獲得した30歳の高木選手が出場しました。

高木選手は序盤からスピードに乗って前半の700メートルを全体トップのタイムで通過し、後半も持ち味の持久力を生かした滑りで粘りました。

1分55秒40でフィニッシュした高木選手は、2位の選手に2秒31の大差をつけて優勝し、大会9連覇を果たしました。

また、世界トップクラスの選手がそろう男子500メートルでは、新濱立也選手が、みずからの日本記録より0秒7あまり遅かったものの34秒55で2連覇を果たしました。

2位は北京オリンピックのこの種目で銅メダルを獲得した森重航選手で、タイムは34秒98でした。

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