広島の新井監督は佐々木選手の交渉権を獲得したあと、会場の都内のホテルを出て午後7時半ごろ、東京渋谷区にある青山学院大のキャンパスに到着し早速、指名のあいさつをしました。

広島は、去年の常廣羽也斗投手に続いて2年連続で青山学院大の選手の1位指名となり、新井監督はまず野球部の安藤寧則監督に「お久しぶりです。1年ぶりです」と笑顔であいさつしました。

そして佐々木選手の印象について「男前ですね。顔を見ただけでしっかりしているなと感じられてさすがキャプテンです」と語りました。

佐々木選手は新井監督について「去年、常廣さんが選ばれた時は結構遠くから見ていたので、近くに来たらすごく大きいなという印象を持った。選手と距離が近い、親しみやすい監督というイメージがあるので、早く1軍の舞台で新井監督と野球ができるようにこれからもっと頑張っていきたい」と意気込みました。

新井監督は直筆で「感謝」と書いたドラフト会議のIDカードを渡し「1年目からどんどん活躍するつもりでチームに来てもらいたい」と期待を語りました。

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