スピードスケートの今シーズン国内開幕戦、全日本距離別選手権は、25日から長野市のエムウェーブで3日間の日程で行われます。

24日は、会場で選手たちが最終調整に臨み、このうち、オリンピックで日本の女子選手最多となる7つのメダルを獲得している高木選手は、およそ40分間リンクで滑り、直線の加速やカーブでの体の動きなどを確認していました。

高木選手は再来年のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックで、2大会連続で銀メダルとなった得意種目の女子1500メートルで初の金メダル獲得を目指していて、この大会では1500メートルのほか、500メートルと1000メートル、それに3000メートルの合わせて4種目に出場する予定です。

練習のあと、高木選手は、オリンピックのプレシーズンにあたる今シーズンが始まることを踏まえ「4年のスパンで見た時に、前半の2年間は、自分の地固めができたと思う。そこから次のステップに向かって踏み出していけるようにしたい」と話していました。

そのうえで25日から始まる大会に向けて「この先に登っていくために強い気持ちで大会に臨みたい」と意気込みを示しました。

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