10月24日、60歳以上の高齢者が参加するスポーツ大会が鹿児島市で開かれました。
小雨が降る中でしたが、約700人が元気いっぱいに熱い戦いを繰り広げました。
「9番、1番ゲートを通過」
24日、鹿児島市の鹿児島ふれあいスポーツランドで開かれたのは、「ゆめ・ときめき鹿児島」ねんりん健康スポーツ大会です。
この大会は、スポーツを通じて親睦を図り、健康増進に役立てようと毎年開かれていて、今回は離島を含む県内各地域の老人クラブから、ゲートボールなど3つの競技で予選を勝ち抜いた124チーム、60歳から93歳までの約700人が参加しました。
Q.「調子はどうですか?」
「絶好調ですね」
こちらはグラウンド・ゴルフです。
ゴルフでいう「カップ」の役割の「ホールポスト」を狙ってボールを打ち出します。
狙うのはホールインワンですが、果たして?
「弱かった!」
雨に濡れた地面のせいでボールが思うように転がってくれません。
「こいこいこい!いけー!ナイス!上手」
「ナイスショッ・・・あー!」
うまくいったときも失敗したときも、皆さんとても楽しそうです。
そして、こちらはフランス発祥の球技「ペタンク」です。
ルールは氷の上で行うカーリングと似ていて、対戦する2つのチームが赤い目標の球をめがけて金属製のボールを投げ合うというもの。
相手より近いボールが得点となり、距離がきわどい場合は審判がメジャーを使って判定します。
どちらかのチームが11点先取するか、30分を経過すると試合終了です。
参加者
「ありがとうね、負けてくれて」
Q負けてくれた?
参加者「負けてくれた、先輩たちが」
参加者
「だめでした。ペタンクは初心者でも結構できます。私たちも初心者ですが楽しくやれます」
Q.「ペタンクの楽しいところは?」
参加者
「目標の球「ピット」のいかに近くに投げられるか。たまに相手のボールを押すことがあって、自分のボールがいいところに行く。それが楽しいです。相手に悪いけれどね」
小雨が降る中の大会でしたが、参加した皆さんは日頃の練習の成果を十分に発揮していました。
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