24日のプロ野球ドラフト会議で、福岡大大濠高の右腕・柴田獅子(れお)投手が日本ハムから1位指名された。ともに明大の宗山塁選手を1位指名して、くじを外したソフトバンクと再び競合した末に、日本ハムが交渉権を獲得した。
目指すは「第二の大谷翔平」だ。指名を受けた後も口を横に結んだまま表情を変えなかった柴田が、強い決意を示したのが「尊敬をしている」と語る米大リーグ・ドジャースの大谷の話題になった時だ。
投げては最速149キロ、打っては高校通算19本塁打と投打「二刀流」にこだわりがあり、「(投打)どちらも自信がある。二刀流の意志も強いので、させていただけるなら期待に応えられるように頑張ります」と、日本ハムから世界へと羽ばたいた先輩の背中を追いかける。
中学時代から憧れているといい「大谷選手がやられていた練習方法、トレーニングをやってみたい」と語り、「どちらとも良い成績を残せることが自分のベスト。大谷選手のような存在に近づけたら」と大きな夢を描いた。【丹下友紀子】
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