今夏の甲子園で劇的な勝利を重ねてベスト8に進み「旋風」を巻き起こした大社(島根)で、プロ志望届を出しているのが藤原佑選手(18)だ。24日、プロ野球新人選手選択(ドラフト)会議を迎える。

 藤原選手は「足には自信がある。プロでも負けずにやっていきたい」と意気込む。今夏、俊足を武器に活躍した。

 島根大会1回戦の益田戦では三塁打2本を含む4打数4安打2盗塁と大暴れ。準々決勝の出雲商戦では4盗塁を決めるなど、同大会では6試合で計12盗塁。二盗は全て成功させた。打撃面でも18打数12安打で打率6割6分7厘と、大社の32年ぶりの甲子園出場に大きく貢献した。

 甲子園では打撃の調子を落とし、4試合で計4盗塁。藤原は「打撃の力強さを増すことや外野からの送球が課題。今後はそこに力を入れていきたい」と話す。

 目標はソフトバンクで活躍し、日本代表(侍ジャパン)でも走塁のスペシャリストとして重宝される周東佑京選手(28)。「周東選手のように、圧倒的なスピードを見せて活躍したい」と話す。

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