大リーグのドジャースとヤンキースが43年ぶりに対戦することしのワールドシリーズは、今月25日にドジャースタジアムで始まります。
両チームは22日、本拠地で練習を行いましたが、大谷翔平選手などのドジャースは報道陣に公開しませんでした。
ドジャースは先発ピッチャーについて、第1戦にことし7月にタイガースからトレードで加入し、2チーム合計で自己最多の13勝を挙げた29歳のフレアティ投手を起用すると発表しました。
そして、第2戦に山本投手を起用することもあわせて発表しました。
一方のヤンキースは第1戦の先発について、昨シーズン、サイ・ヤング賞を受賞したコール投手の先発をすでに発表していて、伝統のある球団どうしの43年ぶりの対戦で注目度が非常に高いことしのワールドシリーズは、ともに実績のある2人が初戦の先発マウンドに上がります。
ドジャース 第1戦の先発 フレアティ投手の成績
ワールドシリーズの重要な第1戦の先発を託されたドジャースのフレアティ投手は、ヤンキース相手にはカーディナルス時代の去年7月に先発した経験があり、6回を無失点に抑えて勝ち投手となっています。
ことしのメッツとのリーグ優勝決定シリーズでは、第1戦で7回無失点の好投で勝ち投手となりましたが、中4日で登板した第5戦では3回8失点と打ち込まれ、プレーオフの成績は3試合で1勝2敗、防御率は7.04です。
前回の登板からは中6日となり、自身初めてとなるワールドシリーズのマウンドに臨みます。
ヤンキース 第1戦の先発 コール投手の成績
一方、ヤンキースの第1戦先発のコール投手は今シーズン、けがで初登板が7月と出遅れたものの8勝を挙げました。
プレーオフでは3試合に先発して、防御率3.31と安定したピッチングを見せています。
前回の登板からは中9日と休養十分で、大舞台での経験も豊富な34歳ですが、ドジャース相手には通算8試合に登板して防御率5点台と苦手にしています。
また、大谷翔平選手に対してはエンジェルス時代に対戦して通算20打数4安打と抑え込んでいますが、おととし8月には逆転スリーランホームランを打たれています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。