巨人 阿部監督 オーナーに今季を報告 日本一へ気持ちを新たに

巨人は今シーズン、就任1年目の阿部監督のもと4年ぶりにリーグ優勝を果たしましたが、DeNAとのクライマックスシリーズファイナルステージでは打線が勝負どころで打てず、アドバンテージを含めた対戦成績を3勝4敗として日本シリーズ進出を逃しました。

阿部監督は22日午後、都内で山口オーナーに今シーズンの戦いを報告し、その後、報道陣の取材に応じました。

阿部監督は山口オーナーから「来年は『日本一を目指そう』と言ってもらった」と明かし、2012年以来となる日本一奪還に向けて気持ちを新たにしていました。

強化していくポイントについては明確に打撃面だという話をしたということで、補強や若手の底上げで補っていくことを確認したということです。

この秋の練習は川崎市のジャイアンツ球場を拠点に打撃面を強化していく考えで、阿部監督は「コーチ陣もいろんな引き出しがあると思うので、それを若い選手にレクチャーして、本人たちに選ばせて練習させようと思う」と話していました。

一方、オーナー報告の前には24日のドラフト会議に向けたスカウト会議にも出席したということで、1位指名する選手については「その1人を言ってしまうとおもしろくない」と明らかにしませんでしたが、競合覚悟で注目選手を指名する方針を明かしました。