国税庁の奥達雄長官は22日、初めての広報大使として日本サッカー協会を任命し、会長を務める宮本恒靖さんに任命状を手渡しました。
宮本さんは「次の確定申告では、自宅からスマートフォンで『e-Tax』を利用して申告してください」と、積極的な利用を呼びかけました。
「e-Tax」は去年分の確定申告からマイナンバーカードとの連携が拡充され、利用者と勤務先がそれぞれ一定の条件を満たせば給与の源泉徴収票のデータが自動的に入力されるようになっていて、確定申告をした人のうちおよそ7割が「e-Tax」を利用しました。
宮本さんは「税は社会の福祉や教育を支えるなどとても重要なもので、サッカーを通じて租税教育や税のデジタル化が進んでいることなどを周知していきたい」と話していました。
11月11日からは税のあり方や目的について理解を深めてもらう「税を考える週間」が始まり、日本サッカー協会は今後、代表戦などが行われるスタジアムでも税に関する情報を発信するということです。
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