【千葉】今夏の全国高校野球選手権大会で準優勝した関東第一(東東京)の坂井遼(はる)選手(18)が17日、生まれ育った富里市の市役所を表敬訪問した。U18アジア選手権日本代表にも選ばれた、最速151キロのプロ注目右腕。「ファンから親しまれる選手になりたい」と抱負を語った。
坂井選手は富里小、富里中に通った。夏の大会後のU18アジア選手権でも3試合に登板し、日本の準優勝に貢献した。
坂井選手は、富里について「静かな街で元気よく育った。甲子園に友人が応援に来てくれ、うれしかった」。日本代表で仲間から刺激を受けたといい、「目標の山本由伸投手(ドジャース)を超えたい」と語った。
一緒に訪れた母の一恵さん(43)は「高校で野球に向き合う意識が変わった」。プロ志望届は提出済みで、今月24日のドラフト会議で、吉報を待っている。(小林誠一)
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