セ・リーグのクライマックスシリーズのファイナルステージは東京ドームで行われ、第1戦から3連敗のあと19日に初勝利をあげた巨人は、優勝チームに与えられるアドバンテージの1勝を含め2勝3敗で20日夜の第5戦に臨みました。

巨人は5回、先頭の7番・中山礼都選手がこの回から登板したDeNAの2人目、山崎康晃投手からプロ初となるホームランを打ち、1点を先制しました。

7回には1アウト三塁のピンチを招きましたが、DeNAの森敬斗選手のセンターに抜けそうな打球を前進守備のショート、門脇誠選手がスライディングしながらキャッチして三塁ランナーをホームでアウトにし、ピンチを切り抜けました。

巨人は7回途中無失点と好投した先発の山崎伊織投手から合わせて4人の投手リレーで最後までホームランの1点を守りきって1対0で勝ちました。

巨人は3連敗のあと2連勝で優勝チームに与えられるアドバンテージの1勝を含めた対戦成績を3勝3敗のタイに持ち込んで21日の第6戦で勝つか引き分けると4年ぶりの日本シリーズ進出が決まります。

DeNAは打線がヒット7本を打ち、序盤から何度もチャンスを作りましたが相手の堅い守りにも阻まれて得点できず、勝てば日本シリーズ進出の状況から2連敗を喫しました。

21日の第6戦の予告先発は、巨人が第1戦で敗戦投手となった戸郷翔征投手、DeNAが第1戦で6回無失点と好投し勝ち投手となったケイ投手と発表されました。

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