青山選手は岡山県出身の38歳。岡山県の作陽高校から2004年にサンフレッチェ広島に入団して2006年のシーズン後半からレギュラーに定着し、リーグ戦初ゴールをあげました。

視野の広さや正確なパスが持ち味の守備的ミッドフィルダーとして2012年の初優勝など3回のJ1制覇に大きく貢献し、3回目のJ1優勝を果たした2015年にはJリーグの最優秀選手に選ばれました。

日本代表としても通算12試合に出場して1得点を挙げ、2014年のワールドカップブラジル大会にも出場しました。

サンフレッチェひと筋で長く主力として活躍してキャプテンも務め、J1通算では歴代17位の443試合に出場し20得点をあげていますが、近年は出場機会が減り、昨シーズンはリーグ戦5試合、プロ21年目の今シーズンはわずか2試合の出場にとどまっていました。

サンフレッチェによりますと、青山選手は今シーズンかぎりで現役を引退することを決めたということです。

青山選手は「キャリアすべてを広島でプレーさせてもらったことに大きな誇りを感じ、クラブやチームメート、サポーターのこれまでの大きな支えに深く感謝しています。僕には新スタジアムで優勝という大きな夢があり、みなさまと喜びを分かち合うために残りのシーズンを共に闘います。このクラブと自分自身の力を最後まで信じて」とコメントしています。

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