ナショナルリーグのリーグ優勝決定シリーズは、ドジャースが3勝、メッツが2勝となり、20日の第6戦からは舞台をドジャースの本拠地、ロサンゼルスに移して行われます。

第5戦のあとおよそ6時間かけてニューヨークから移動してきた選手たちは19日、「ドジャースタジアム」で練習を行い、メッツの千賀投手がキャッチボールなどで調整したほか、ドジャースはベッツ選手やフリーマン選手などの主力選手がバッティングを行いました。

一方、大谷選手と山本投手はグラウンドには姿を見せず、大谷選手はレギュラーシーズンと同様に室内の練習場で調整したものとみられます。

ドジャースが勝ってワールドシリーズ進出を決めるのか、メッツが2連勝で対戦成績を五分に戻すのか、ナショナルリーグのリーグ優勝決定シリーズの第6戦は、日本時間の21日午前9時すぎから行われ、NHKはBSで中継します。

両チームの投手起用は?

ドジャースは勝てばワールドシリーズ進出が決まる第6戦の投手起用について、リリーフ投手を短いイニングでつなぐ「ブルペンデー」で臨むことを決めています。

先発ピッチャーが不足しているドジャースはプレーオフですでに2回「ブルペンデー」を行っていて、パドレスとの地区シリーズ第4戦では無失点だった一方で、このシリーズの第2戦では、1回と2回で合わせて6点をとられて敗れています。

ただ、第5戦では勝ちパターンのリリーフ投手を温存して第6戦に備えていて、ロバーツ監督は19日の記者会見で「失点を防ぐための準備は整っている。勝利のためであればどんなことでもするつもりだ」と自信をのぞかせました。

これに対してメッツは依然としてあとがない状態の第6戦で、第2戦で先発し、大谷選手を3打数ノーヒット、2三振に抑えた左のマナエア投手が中5日で登板します。

また、第1戦で先発して2回途中3失点だった千賀投手はリリーフでの起用を待つことになりました。

メンドーサ監督は「千賀はいい投手で起用にためらいはない。チームは厳しい状況だが、勝利のためにみんながステップアップしてくれると思う」と選手に信頼を寄せていました。

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