再来年のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックのプレシーズンとなる今シーズン、フィギュアスケートのグランプリシリーズ初戦、アメリカ大会は2日目の19日、ペア後半のフリーが行われました。
前半のショートプログラムで首位に立った三浦選手と木原選手のペアは、3連続ジャンプの1本目の3回転トーループが回転不足となったほか、3回転ループのスロージャンプで三浦選手が転倒するなどジャンプの安定感を欠きました。
それでも持ち味のリフトは3つともに最高評価のレベルフォーで高い出来栄え点を得ました。
また、演技終盤には、2人が手をつないだ状態で木原選手を軸として三浦選手が回転する技、「デススパイラル」もレベルフォーと評価されました。
2人はフリーでもトップの136.44をマークし、合計得点を214.23として、2位に12点あまりの大差をつけて優勝しました。
“りくりゅうペア”は昨シーズン、木原選手の腰のけがのためグランプリシリーズの2大会を欠場していて、主要な国際大会で優勝するのは、去年3月の世界選手権以来、およそ1年7か月ぶりです。
次の大会は来月、東京で行われるNHK杯に出場します。
木原龍一「会場の声援が後押ししてくれた」
木原龍一選手は「2年ぶりのグランプリシリーズで優勝することができてうれしい。会場の声援が後押ししてくれたので本当に感謝している」と話していました。
三浦璃来「改善すべき所見つけることできた」
三浦璃来選手は次戦のNHK杯に向けて「たくさんミスがあり次に向けて改善すべき所を見つけることができたので、次まで2週間しかないが改善していきたい」と話していました。
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