上地選手は18日、大阪市で開かれたツアー大会に出場し、会場には100人近いファンが金メダリストのプレーを見ようとカメラなどを手にして観戦に訪れました。
上地選手は初戦の準々決勝で日本人選手と対戦し、立ち上がりから力強いショットに加えて相手を前後に揺さぶるプレーも見せて圧倒し、次々にポイントを奪いました。
マッチポイントではサービスエースを決め、1ゲームも失うことなくセットカウント2対0のストレート勝ちで準決勝に進んで、集まったファンの期待に応えました。
上地選手は「いいプレーを見せることができるようにたくさん練習してきた。出場するからにはパリパラリンピック以上のパフォーマンスを見せていきたい」と話していました。
試合が行われたコートには上地選手のプレーを見ようと平日の日中にもかかわらず100人近くが観戦に訪れました。
60歳の男性は「金メダルを取る選手がどんなサーブをして、どんなリターンをするのか見てみたいと思いました。プレーをしっかり目に焼き付けたいです」と話していました。
また初めて現地で試合を見るという62歳の女性は「負けず嫌いな気迫あるプレーにひかれ、応援したいと思いました。この会場は選手との距離が近く、応援にも熱が入ります。地元、関西での大会なので、ぜひ優勝してほしい」と、話していました。
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