滋賀県出身の大橋選手は、初出場のオリンピックだった東京大会の競泳女子200メートルと400メートルの個人メドレーで金メダルを獲得し、ことしのパリ大会に出場したあと先月の国民スポーツ大会で現役最後のレースを終えました。
29歳の誕生日を迎えた18日は東京都内で記者会見を開き「貧血やけが、東京大会からの3年間など苦しいことも多かった。ただ、夢にも思っていなかったオリンピックで2冠を達成することができて本当に幸せで大満足の競泳人生だった」と振り返りました。
会見には、指導を受けてきた平井伯昌コーチが同席し「輝かしい競技人生だったが、これからの人生もさらに輝けるように頑張ってください」とねぎらいのことばを送っていました。
また、ロンドンオリンピックで銀メダルを獲得し、ことし引退した入江陵介さんから誕生日祝いとしてケーキを贈られる場面もありました。
大橋選手は今後、大学院でスポーツ栄養学を学ぶほか、所属チームで後進の育成に当たるということで「日本競泳界は今、少し苦しい状況にあるが、オリンピックでメダルを取れる選手を出していきたい」と話していました。
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