カーリングの日本選手権は、これまで北海道や長野県、そして、青森県で開かれてきましたが、日本協会は「ファン層の拡大」などを目的に42回目となる来年2月の大会を初めて首都圏の横浜市で開きます。

この大会への関心を高めようと、17日は横浜市内でイベントが開かれ、オリンピックのピョンチャン大会で銅、北京大会で銀のメダルを獲得したロコ・ソラーレの司令塔・スキップの藤澤選手が出席しました。

この中で藤澤選手は、この大会の客席がこれまでより大幅に多いおよそ2000になることを踏まえ「横浜でやるなら見たいという人がたくさんいて心からうれしい。観客の皆さんと大声を出してみんなで盛り上げたい。日本選手権は何度も出場しているが、こんなに楽しみな大会は初めて」と話しました。

一方で来年の大会は、その翌年のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックの代表選考に関わる一つの大会で、藤澤選手は「日本選手権はいつも緊張感があるが、皆さんの声援でそれをほぐしてほしい。大会にピークを合わせてチームのギアをあげて臨めるようにしたい」と抱負を語りました。

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