イングランド代表は、ことし7月におよそ8年にわたって、チームを率いたガレス・サウスゲート前監督が辞任したあと暫定監督の体制が続き、新たな監督の人事に注目が集まっていました。

イングランドサッカー協会は16日、次期監督にドイツ人のトゥヘル氏が就任することを発表しました。

トゥヘル氏は51歳。2021年にイングランドプレミアリーグのチェルシーを率いてヨーロッパチャンピオンズリーグを制し、その年のFIFAの年間最優秀監督に選ばれました。

ほかにもドイツ1部のドルトムントやバイエルンミュンヘン、フランス1部のパリサンジェルマンといったヨーロッパを代表する強豪クラブの監督を歴任してきました。

イングランド代表にとって史上3人目の外国人監督で、契約期間は2025年1月から2026年のワールドカップ終了までの1年半です。

イングランドは「サッカーの母国」と呼ばれながらワールドカップでは思うような結果が残せず、唯一頂点に立った自国開催の1966年の大会以来、60年ぶりの優勝をトゥヘル氏に託します。

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