川崎フロンターレ 鬼木達監督 今季限りで退任へ リーグ優勝4回

これは16日、クラブが発表しました。

鬼木監督は50歳。2017年からフロンターレの指揮を執り、攻撃的なサッカーを掲げて、就任1年目にクラブ史上初タイトルとなるJ1のリーグ優勝を果たしました。

就任以降、クラブの黄金期を築き、これまでの8シーズンでJ1の監督で歴代最多となる4回のリーグ優勝を始め、天皇杯優勝2回、Jリーグカップも制し、合わせて7つのタイトルを獲得しています。

今シーズンは主力選手の相次ぐ移籍もあり、ここまでリーグ戦は10位と優勝争いに絡めず、契約満了となる今シーズンかぎりでの退任が決まったということです。

鬼木監督はオンラインで報道各社の取材に応じ、退任の理由について「ことしは成績も出ていないので、長く監督をした中で責任をとれるのは自分しかいない」と述べました。

また、1番の思い出として、就任1年目のリーグ優勝をあげ「タイトルはみんなで努力した結果なので、サポーターを含め、チームの仲間と取った思いが強い。タイトルよりも日々の情熱や熱量を変えずにやってきたことを、選手やスタッフが感じ取ってくれたら、少しでもチームに貢献できたのかなと思う」と振り返りました。

後任は未定で鬼木監督は今シーズン終了まで指揮をとります。