◆ナ・リーグ優勝決定シリーズ 第1戦 ロサンゼルス・ドジャース 9ー0 ニューヨーク・メッツ 13日(日本時間14日9時15分試合開始、ドジャー・スタジアム)
14日、ナ・リーグ優勝決定シリーズ初戦をドジャースが9-0と大勝しものにした。
12日、3勝2敗でサンディエゴ・パドレスを下しメジャーリーグ(MLB)ナ・リーグ地区シリーズを制しリーグ優勝決定シリーズに駒を進めたロサンゼルス・ドジャース。先に4勝したチームがワールドシリーズに進む。
自身初のリーグ優勝決定シリーズに挑むドジャースの大谷翔平(30)は14日、第1戦に「1番DH」で先発出場した。
ワイルドカードから下克上を狙うニューヨーク・メッツの先発は、左ふくらはぎ痛などの故障もあり、今シーズン1勝、防御率3.38の千賀滉大(31)と、初戦から“日本人対決”が実現した。
大谷と千賀の2人は2023年8月25日に3打席で対戦し、四球、ライトオーバーのツーベースヒット、四球だった。
この日、ドジャースの先発は今シーズン防御率3.17とし13勝を挙げているジャック・フラーティ。
メッツ千賀は立ち上がりから制球に苦しみ、初回は三者連続フォアボールで満塁とし、6番マンシーのセンターへの2点タイムリーヒットでドジャースに2点を献上する。初回だけで23球を投げた。
きょうの大谷の第一打席は、2球目を打ちセカンドゴロに倒れた。2回1アウトランナー2塁で迎えた第二打席は、初球を打ち1-2塁間を破るタイムリーヒット。ランナーが還りドジャースの3点目に貢献した。
3点を失った千賀は30球、3失点、1回3分の1を投げ途中降板となった。
4回1アウト、ランナー1塁の場面で打順が回ってきた大谷は、第三打席、2球目を大きく振り抜き、もう少しでホームランかという大きな当たりはライトフェンス直撃のヒット。守備のエラーもあり大谷は2塁へ。大谷は2打席連続ヒットで、ドジャースはリードを5点に広げた。
6回1アウトランナーなしで迎えた大谷は第四打席の5球目、大きな当たりだったがセンターフライに倒れた。
6点リードで迎えた8回、1アウトランナー2塁1塁の場面でバッターボックスに立った大谷は、フォアボールで出塁し満塁に。続くベッツが三塁線を破る走者一掃のタイムリーツーベースヒットを放ち9-0とリードを更に広げた。
ドジャース投手陣はこの3試合無失点と調子をあげ、投打がかみあいドジャースが9ー0で勝利し、ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦をものにし、“世界一”へまた一歩前進した。
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