佐賀県を訪問中の天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは12日午前、佐賀市のSAGAアリーナで国民スポーツ大会の柔道競技を観戦された。
愛子さまは11日から、初めての単独地方公務で佐賀県を訪れている。この日は、少年男子柔道1回戦を、西田孝宏・全日本柔道連盟副会長の説明を受けながら観戦した。西田さんによると、愛子さまは試合で背負い投げが決まった際「きれいに投げましたね」と話し、背負い投げと一本背負い投げの違いについて質問したという。
また、愛子さまは、西田氏が鹿屋体育大(鹿児島県)や山梨学院大で指導歴があることを知っていたといい、西田氏は取材に「うれしくて、ちょっとファンになりました」と笑顔を見せていた。
午後は県赤十字血液センターと2021年の豪雨で被害を受けた和紙の工房を訪れた後、佐賀空港から民間機で帰京する。【高島博之】
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