今シーズン、パ・リーグの最下位に沈んだ西武は、2軍監督の西口氏が昇格して新たに監督に就任することになり都内のホテルで就任会見が行われました。
はじめに飯田光男球団本部長が、西口氏がこれまで2軍監督を務めてきた経験や、チーム状況と課題を認識している点を評価して監督就任を要請したと説明し、「勝ちにこだわった野球をしてほしい」と期待を寄せました。
西口氏はまず「ついにこの日が来たなといういう思いだ。この場にいること自体が夢心地だ」と心境を語りました。
そして、今シーズンのチーム打率がパ・リーグ史上最低となり不振の大きな要因になったことを踏まえ、「ことしは打てなかったことで6位という順位になり、チーム打率2割1分2厘という成績となっているので、『どうしようかな』と監督を引き受けてから頭の中でぐるぐると考えている。守りの野球が理想でそこに打線がかみ合ってくればいい」と話しました。
そのうえで、目標については具体的な数字をあげず、「数字にとらわれてしまうと柔軟な考えができなくなるかもしれないので、どうやって選手の力を伸ばしていけるかという方に気持ちを置いて取り組んでいきたい」と話しました。
また、球団は新たなヘッドコーチにソフトバンクの2軍監督やロッテのヘッドコーチを務めた鳥越裕介氏が就任すると発表しました。
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