第77回秋季東海地区高校野球大会(東海地区高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が8日、名古屋市内であった。岐阜、静岡、愛知、三重の各県大会上位3校が出場。19日から静岡市の草薙球場、ちゅ~るスタジアム清水(清水庵原球場)で熱戦が始まる。大会の成績は、来春の選抜大会出場校を選ぶ際の判断材料になる。

 岐阜県大会を制した大垣日大は、中京大中京(愛知2位)―宇治山田商(三重3位)の勝者と対戦。大垣日大の岩橋浩二部長は「泥臭く勝とうと一生懸命やっている。堅い守備で最少失点に抑えていきたい」と意気込んだ。

  静岡県大会優勝の常葉大菊川は、中京(岐阜2位)―名古屋たちばな(愛知3位)の勝者との顔合わせ。常葉大菊川の石岡諒哉監督は「思い切ってやるだけ。いい準備をして初戦を迎えたい」。

  愛知県大会で初優勝の至学館は、菰野(三重2位)―聖隷クリストファー(静岡3位)の勝者と対戦する。至学館の鈴木健介監督は「下級生が多いチーム。若々しくどんどん攻めて、躍動するゲームができれば」と話した。

  三重県大会を制した海星は、掛川西(静岡2位)―岐阜第一(岐阜3位)の勝者との初戦に臨む。海星の森下晃理(あきまさ)監督は「ロースコアの接戦をものにしたい」と、1999年以来26年ぶりの甲子園出場に向けて意気込んだ。

 入場料は一般700円、高校生200円、中学生以下無料。(松本敏博、辻健治)

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