中日は今シーズンかぎりで退任した立浪前監督の後任の人選を進めた結果、今月に入って現在、2軍監督を務める井上氏に就任を打診していました。

井上氏はこれまで監督就任について明言してきませんでしたが、8日、宮崎市内で報道陣の取材に応じ「僕の中で意思を固めました。お受けするという方向で考えている」と話し、監督就任を受諾する意向を明らかにしました。

井上氏は「立浪前監督から『チャレンジしてみたらどうや』と助言をもらい、チャレンジするべきではないかと考えていた。そのうえで井上一樹にしかできないものを色として出していきたい」と話し、立浪前監督からの助言が決断の後押しになったことを明かしました。

球団は近く正式に就任を要請することにしていて、その後、名古屋市内で会見が開かれる予定です。

新体制のスタートは今月12日から始まる秋の全体練習になる見込みで、球団史上ワーストを更新する3年連続最下位からのチームの立て直しに向けた新監督の手腕が問われます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。