大リーグは5日からプレーオフの地区シリーズが始まり、ともにナショナルリーグ西部地区で、大谷選手と山本投手が所属するドジャースとダルビッシュ有投手と松井裕樹投手が所属するパドレスが対戦します。

第1戦と第2戦が行われるドジャースの本拠地、「ドジャースタジアム」では4日、記者会見が行われ、大谷選手と第1戦で先発する山本投手が出席しました。

大谷選手は、大リーグ7年目で初めてとなるプレーオフについて「こういう舞台でプレーしたいという思いで小さいころからやってきているので、緊張よりも楽しみだなという気持ちがどちらかというと大きい」と心境を話しました。

レギュラーシーズンの最後の10試合で打率6割2分8厘と驚異的な成績を残したことを踏まえ、「打席の中での集中力が高かった。パドレスはすばらしいピッチャー陣で、なかなか自分の打席を冷静に送るというのは難しいと思うが、それをしっかりできれば十分に数字は残ると思う」と話し、活躍を誓いました。

一方、山本投手は当初は第2戦の先発予定でしたが急きょ第1戦に変更になりました。

山本投手は「多少びっくりしたが、しっかり試合に向けて調整できた。初戦はシリーズの流れを大きく左右すると思うので、責任を持って全力で投げたい」と話していました。

この日はそれぞれのチームの練習も報道陣に公開され、大谷選手はグラウンドでキャッチボールを行いましたが、野手陣の練習には参加せず、バッティングはレギュラーシーズン中と同じく室内での調整でした。

一方、パドレスは第1戦で今シーズン、チームトップの14勝をあげたシース投手、第2戦はダルビッシュ投手が先発します。

ダルビッシュ投手はこの日ブルペンで投球練習を行い、持ち味の多彩な変化球の感覚を確かめていました。

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