2023年の「ツール・ド・九州」で疾走する選手たち=北九州市小倉北区で2023年10月6日午後2時9分、上入来尚撮影

 九州を舞台に繰り広げられるサイクルロードレース「ツール・ド・九州」の開催地が2025年大会から大幅に拡大されることになった。これまで福岡、熊本、大分の3県で開催してきたが、新たに長崎、宮崎両県が加わり、5県で開催することを実行委員会が4日、発表した。日程は25年10月10~13日。

 ツール・ド・九州は国際自転車競技連合(UCI)公認のサイクルロードレース。地元の経済団体などが災害や新型コロナウイルス禍からの復興を掲げて23年10月、福岡、熊本、大分3県で初開催した。24年も10月11~14日に同じ3県で開く。

 3回目となる25年大会は10月10日に長崎県佐世保市で短い周回コースで順位を争う「クリテリウム」があり、11日に福岡県、12日に熊本県、13日に大分、宮崎両県を舞台にレースが展開される。実行委は将来的に九州全県で開催することを目指している。【平川昌範】

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