プロバスケットボールB1・秋田ノーザンハピネッツの選手たちが2日、秋田市の神社で必勝を祈願した。2季ぶりのチャンピオンシップを狙う。
秋田市の彌高神社で行われた必勝祈願には、ハピネッツの選手・スタッフ約50人が参加し、前田顕蔵ヘッドコーチや田口成浩キャプテンが玉串を捧げて新たなシーズンの躍進を誓った。
ハピネッツは、昨シーズン30勝30敗の東地区5位に終わった。
2024年でチーム創設15年。節目の年に2シーズンぶりのチャンピオンシップ進出を目指す。
秋田ノーザンハピネッツ・前田顕蔵ヘッドコーチ:
「『勝てますように』と祈った。今季はオフェンスでどう効率よく点を取れるかにアプローチしているので、それぞれの強みを生かしながら勝ち切れるように頑張りたい」
秋田ノーザンハピネッツ・田口成浩主将:
「ブースターも勝ちを求めていると思う。その期待に応えられるよう常に万全の準備をして、目標のチャンピオンシップに行って、見たことのない景色を見て、良い1年だったと言ってもらえるようなシーズンにしたい」
ハピネッツは10月5日にアウエーで川崎ブレイブサンダースとの開幕戦に臨み、19日にホーム開幕戦で佐賀バルーナーズを迎え撃つ。
田口主将は、願いを込めた絵馬に「優勝」の二文字を力強くしたためていた。
ところで、ハピネッツは昨シーズンの決算を発表した。
売り上げは15億3771万円。最終的な利益は264万8000円で、2シーズンぶりの黒字となった。平均観客数は、過去最多の4342人を記録している。
2026年にスタートする国内最高峰リーグ・Bプレミアの参入条件のうち、売上高12億円以上、平均来場者数4000人以上の2つを満たし、参入に大きく近づいた。
審査結果は10月17日と12月に発表される予定。
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