これは2日、ゼルビアの原靖フットボールダイレクターが報道陣の取材に対して明らかにしました。

それによりますと、先月28日に広島で行われたサンフレッチェとの首位攻防戦で、スローイングの際にボールを拭くため、ピッチサイドに置いていたタオルにサンフレッチェの選手が水をかけたり、移動させたりしたとしています。

ゼルビアはロングスローからゴールを狙う攻撃が重要な得点パターンで、こうした行為はプレーの妨害にあたり、看過できないとして2日までにサンフレッチェに対してJリーグを通じて見解を求めたということです。

さらに各クラブに対して試合中、相手の備品に意図的に触らないよう注意喚起することを要望したということです。

原フットボールダイレクターは「プレーに影響が出たと話す選手もいて看過できない。常識やモラルに沿ってプレーしてほしい」と話しています。

ゼルビアをめぐっては
▽8月のジュビロ磐田戦で、ペナルティーキックを蹴るゼルビアのキッカーがボールに水をかけたことや
▽6月の天皇杯で複数の選手がけがをしたことを受けて、黒田剛監督が対戦相手の筑波大に苦言を呈したことが、SNSを中心にサポーターなどの間で議論となりました。

今回のケースは試合後の会見で監督が言及し、注目が集まっていました。

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