第49回社会人野球日本選手権大会の組み合わせ抽選会が2日、大阪市北区であり、東芝(神奈川)とHonda熊本(熊本)が大会第2日、30日の第2試合で対戦することが決まった。どちらも強豪ながら今夏の都市対抗では予選敗退。雪辱を期す日本選手権の初戦は、互いに負けられない戦いだ。
東芝は今大会の出場チーム最多32回目出場で、優勝も2回経験している。都市対抗でも歴代2位の7回優勝を誇る名門だ。
しかし今夏の都市対抗は西関東2次予選で敗退し、3大会ぶりに出場を逃した。本大会では三菱重工Eastに補強された下山悠介ら3選手が活躍し、優勝に貢献。今度は自チームを上位へとけん引したい。今季から指揮を執る大河原正人監督は、社会人2大大会で初采配を振る。
前回大会準優勝のHonda熊本は、2021年都市対抗でも準優勝に輝くなど全国でも強豪として存在感を高めてきた。しかし今夏の都市対抗は九州2次予選で敗退し、9年ぶりに出場を逃した。9月の日本選手権九州地区予選では4試合で30得点と自慢の強力打線の復活を印象づけており、大阪では初戦からアクセル全開で行く。【円谷美晶】
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