大相撲の秋巡業は、九州場所の番付発表前日の10月27日まで行われ、初日の1日は、会場となった東京 足立区の東京武道館におよそ4000人のファンが集まりました。
秋場所のあと、9月25日に大関に昇進した大の里は、大関としては初めての巡業参加となり、平幕の高安の胸を借りて、ぶつかり稽古を行い、向かっていく様子に拍手が送られていました。
そして、関脇の阿炎との取組では、「うっちゃり」で勝ってファンを沸かせました。
大の里のファンだという地元 足立区から来た女性は「若くて強いので今後が楽しみ。早く横綱になってもらいたいので、来場所、頑張ってもらいたい」と活躍を期待していました。
大の里は「本当にたくさんの歓声をいただいて、これからまた一層、頑張らないとだめだと思った。地元石川県にも大関として帰ることができるし、全国のファンに力をもらって、九州場所に向けて頑張っていきたい」と意気込んでいました。
また、ひざのけがと持病の糖尿病の影響で、秋場所を休場した横綱 照ノ富士は、1日は相撲を取らず、土俵入りなどを披露しました。
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