岩手県奥州市出身でドジャースの大谷翔平選手は、日本時間9月30日ロッキーズ戦、レギュラーシーズン最終戦でヒットを打って盗塁をマークしました。

メジャー初の「50-50」を達成した歴史的なシーズンは「54本塁打・59盗塁」で締めくくりました。

打率ランキングで2位につけ三冠王の可能性も残る大谷選手は、8回の第4打席で、打球速度178.3キロの痛烈な当たり。
12試合連続のヒットをマークし、ランナー2塁1塁のチャンスをつくります。

すると大谷選手はセカンドランナーに向かって「三塁へ走ってよ」と盗塁を促すようなジェスチャーを何度も見せます。
するとその直後、ダブルスチールを決行。見事に決め盗塁数を59に伸ばします。

この盗塁が決勝点に結びつき、シーズン最終戦を勝利に道きました。

惜しくも打率1位には手が届きませんでしたが、ホームラン王と打点王の2冠をほぼ確実にした大谷選手。初のプレーオフへと向かいます。

大谷翔平選手
「もうここから先はシーズン中に積み上げた成績とか数字は意味がないので、自分の調子をしっかりと維持する。良い思い出がこの先来るように努力したいなと思っている」


(ドジャース 2-1 ロッキーズ)

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