ナショナルリーグ西部地区で2位のパドレスは地区優勝は逃したもののワイルドカードでのプレーオフ出場はすでに決めていて、27日は同地区3位のダイヤモンドバックスと対戦しました。

ここまで6勝3敗のダルビッシュ投手はレギュラーシーズン最後の先発マウンドに上がり、4点リードで迎えた1回、先頭打者にホームランを打たれて1点を返されました。

このあと、コントロールも乱れてフォアボールとデッドボールを立て続けに与えたあと、1アウト一塁三塁の場面で犠牲フライを打たれてこの回、2点を失いました。

それでも2回は変化球を低めに集めて3つのアウトをすべて三振で奪い、3回以降も速球と変化球で高低差をつけたり、コーナーに投げ分けたりして二塁を踏ませず、追加点を許しませんでした。

5回は2アウトから2者連続でフォアボールを出すなど一塁二塁とピンチを招きましたが、後続のバッターは低めのスプリットでセンターライナーに打ち取り、無失点で切り抜けました。

ダルビッシュ投手は5対2で迎えた6回、1アウトからデッドボールを与えてランナーを出した直後に交代しました。

このあとリリーフで登板したピッチャーが打たれて残したランナーがホームに返り、ダルビッシュ投手は6回途中3失点でした。

球数は80球、打たれたヒットは3本、奪った三振は4つ、フォアボールとデッドボールが合わせて5つと、コントロールに苦しんだ場面もありましたが、リードを守りました。

試合はパドレスが5対3で勝ってダルビッシュ投手が今シーズン7勝目をあげました。

これで大リーグ通算では110勝となり、プロ野球 日本ハム時代の93勝と合わせて日米通算203勝で、ドジャースやヤンキースで活躍した黒田さんが持つ歴代1位の記録に並びました。

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