アメリカのオークションサイトに出品されている、ドジャース・大谷翔平選手が歴史的な「50―50」を達成した時の50号ホームランボールの価格が、開始から8時間半で105万ドル、日本円で約1億5000万円に達した。

入札開始価格は50万ドル、日本円で約7200万円からスタートし、一定の条件の下なら、450万ドル、日本円で約6億5100万円で買うこともできるとしているホームランボール。

オークションは現地時間27日正午(日本時間28日午前1時)にスタート。開始8時間半で100万ドル超えて、午前10時現在は合計10件の入札があり、105万ドル、日本円で約1億5000万円をつけている。このオークションは、10月16日に締め切られる。

オークション会社は「このボールは使用済み記念球の頂点に立つ、まさに唯一無二の一品。ボールにはMLB認証ホログラムが貼ってあり、大谷翔平選手が2024年シーズン50本目のホームランを放ち、50-50クラブを創設した歴史に残る瞬間であることを証明しています」としている。

現地時間19日に大谷選手がマーリンズ戦の7回に放った50号ホームランを巡っては、貴重なボールを手にしたファンがドジャース関係者に守られるように観客席を後にしていた。アメリカのラジオ局「Fox Sports 640 South Florida」に出演しているアンディー・スレイター氏は自身のXで、ドジャース球団はボールを獲得したファンに30万ドル約4300万円で交換を持ちかけたとポストしていた。

歴史的偉業を達成し続ける大谷だが、ホームランボールも歴史的な偉業を達成するかもしれない。

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