9月26日、秋の高校野球県大会の決勝が行われ、中越と新潟明訓が対戦。8回裏、2アウトランナーなしから3点を逆転した新潟明訓が2年ぶりの優勝を果たしました。

【齋藤正昂アナウンサー】
「雨で順延が続いた秋の高校野球県大会。25日の準決勝を勝ち上がった明訓と中越の決勝、まもなくプレーボールです」

中越と新潟明訓の対戦となった決勝戦。

試合が動いたのは2回でした。中越の渡邊がライト線へのスリーベースヒットを放ち、チャンスをつくると打席にはピッチャーの雨木。

先制点を奪うと、その後も5回と8回に1点を追加し、明訓を突き放します。

3点を追う明訓は8回裏、2アウトランナーなしから1年生・今井のヒットなどで1・3塁のチャンスをつくります。ここで打席には4番・小野塚。

【新潟明訓 小野塚晃希 選手】
「チャンスの場面で1本出したかったので、リラックスしてというか、変な力を入れずに(入った)」

【実況】
「第4球打ち上げました。レフト追いますが落ちます。新潟明訓2点を追加しました」

続く5番・藤原もタイムリーヒットを放ち同点に追いつくと…なおも得点圏にランナーを置き、7番・関川がセンターへのタイムリーヒットを放ち、一挙4得点で逆転に成功します。

粘る中越は最終回に2アウト1・2塁のチャンスをつくりますが…

【実況】
「ピッチャー、第1球を投げました、打ちました。これはセカンド取ってファーストへ送球。ファースト取ってアウトです。新潟明訓の粘り勝ち」

中越は明訓を上回る13本のヒットを放つも及ばず、明訓が2年ぶりの優勝を果たしました。

【新潟明訓 高橋隆太 主将】
「県大会は“旗をとる”という目標でやってきて、これからは甲子園で勝利、“明訓旋風”を巻き起こすというところまで目指しているので、北信越大会は一個一個、大切に戦って勝利を収めたい」

新潟明訓と中越、そして3位決定戦で勝利した帝京長岡の3校が10月、石川県で開かれる北信越大会に出場します。

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