ドジャースの大谷翔平選手が歴史的な「50―50」を達成した時の50号ホームランボールが、アメリカのオークションサイトに出品された。入札開始価格は50万ドル、日本円で約7200万円からスタートし、一定の条件の下なら、450万ドル・日本円で約6億5100万円で買うこともできるとしている。オークションは現地時間27日正午にスタートし、10月16日に締め切られる。

オークション会社は「このボールは使用済み記念球の頂点に立つ、まさに唯一無二の一品。ボールにはMLB認証ホログラムが貼ってあり、大谷翔平選手が2024年シーズン50本目のホームランを放ち、50-50クラブを創設した歴史に残る瞬間であることを証明しています」としている。

現地時間19日に大谷選手がマーリンズ戦の7回に放った50号ホームランを巡っては、貴重なボールを手にしたファンがドジャース関係者に守られるように観客席を後にしていた。アメリカのラジオ局「Fox Sports 640 South Florida」に出演しているアンディー・スレイター氏は自身のXで、ドジャース球団はボールを獲得したファンに30万ドル約4300万円で交換を持ちかけたとポストしていた。

アメリカのスポーツ専門チャンネルESPNによると、これまでにオークションで落札されたホームランボールの最高額は、1999年にマーク・マグワイヤ選手が放った70号ホームランのボールで、305万ドル日本円で約4億4100万円だという。2番目は、2022年にヤンキースのアーロン・ジャッジ選手がア・リーグのホームラン記録を更新した62号のボールで、150万ドル日本円で約2億1700万円。

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