会期前競技が行われている佐賀国スポ。24日は、ソフトテニス・少年男子で宮崎県チームが準決勝に臨みました。
少年男子ソフトテニスの宮崎県チームは、都城商業の選手で編成。準決勝の相手は、インターハイ団体優勝の奈良県・高田商業。第1試合のダブルスは、浦田優斗・山口準斗ペアが出場。
第1・第2ゲームを連取された宮崎。第3ゲームは、山口のボレーや浦田のコースを突いたストロークで奪います。しかし、第4・第5ゲームを取られ、4対1で第1試合を落とします。
第2試合のシングルスには、川崎康平が登場。2ゲームを連取された川崎は第3ゲーム、長いストロークの中でリズムをつかみ、このゲームを奪います。しかし、その後は、相手の攻撃を食い止めることができず、4対1で敗れ、チームは2連敗。決勝進出はなりませんでした。
この後、行われた3位決定戦は、三重との対戦。第1試合のダブルス、宮崎は序盤から前衛・山口と後衛・浦田のコンビネーションが冴え、第1ゲームを取ると、第3・第4ゲームも接戦で奪います。
迎えた第5ゲーム、山口がバックボレーでポイントと奪うと、最後は浦田が相手のミスを誘い、4対1で勝利。まず、1勝をあげます。
続くシングルスは、川崎が第1ゲームを奪いますが、その後、相手に4ゲームを連取され、対戦成績を1対1とされます。
勝負の行方は最終ダブルスへ。宮崎は田中・森ペアが登場。後衛・田中が相手コートへ深いボールを打ち、前衛の森がボレーを決める展開でポイントを重ねます。
そして、ゲームカウント3対2とリードして迎えた第6ゲーム。最後は、相手のミスでゲームセット。宮崎が2対1で三重を下し、3位入賞です。
(都城商業 森良輔選手)
「最初は思うようなテニスができませんでしたが、チームの仲間が助けてくれて、最後は自分の手で3位を決めてやろうという気持ちでチームに感謝しながらやり切りました」
ソフトテニス少年男子の3位入賞は、1984年の奈良国体以来、40年ぶりです。
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