就任5年目の高津監督は昨シーズンから2年契約を結び、ことしが契約最終年となっていますが、球団は24日、高津監督と新たに1年契約を結ぶことで合意した発表しました。
高津監督は2020年のシーズンからチームの指揮をとり、就任2年目の2021年にはチームを20年ぶりの日本一に導き、おととしもリーグ連覇を果たすなど手腕を発揮しましたが、昨シーズンは5位に終わり、今シーズンもここまで最下位に沈んでいます。
ヤクルトは今シーズン、課題の投手陣のやりくりに苦しみ、失点数と防御率はともにリーグワーストで、打線が力を見せる一方で投打がかみ合わない試合も多く苦しい状態が続いていますが、来シーズンで就任6年目をむかえる高津監督の下、立て直しを図ることになりました。
球団は「主力選手の故障による離脱が重なり、厳しい戦いが続いたが、その中でも新たな若い力が育ちつつある。高津監督の指導力・育成力に対する信頼は揺らぐことはなく再びチームを立て直すためにはその力が必要だと考え契約の延長を提示した」とコメントしました。
また、高津監督は球団を通して「ことしのこの成績にも関わらず来季の監督の要請をしていただいたことに感謝しています。チームを再建するのは簡単なことではありませんが身を削る思いで努力します。スワローズのすばらしい伝統を継承し新たな1ページを作り上げます」とコメントしています。
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