米大リーグ、ドジャースで大谷翔平に超えられるまでシーズン49本塁打の球団記録を持っていたショーン・グリーンさん(51)が23日までに共同通信の取材に応じ、2001年の記録が更新されたことについて「23年間、記録を保持できて光栄に思う。多くの人々が史上最高の選手だと考える翔平に、打ち破られて名誉だ」と語った。

 大谷と同じ左打ちでブルージェイズから00年にドジャースに移籍し、翌年に49本を放った。「僕はむらのある打者だった。とんとん拍子でアーチを量産しても、その後に2週間打てないことはざらにあった。翔平は2、3試合に1本は打つ。年間を通して継続的に打てるところが本当に素晴らしい」と歴史的な活躍をみせる大谷を称賛した。

 04年までのドジャース在籍中は野茂英雄ら日本選手とプレー。「日本の一流選手が海を渡れるきっかけは野茂が築いた」と言う。現在、大谷と山本由伸が在籍するドジャースを「常に世界各地から優秀な選手が集まる球団。日本のスター2人を迎えるには完璧な組織だと思う」と断言した。(共同)

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