福岡市中央区の大丸福岡天神店で、2022年に亡くなった元プロレスラーのアントニオ猪木さん(享年79)の「燃える闘魂 アントニオ猪木展」が開かれている。会場は「闘魂」と書かれた赤いマフラーを首にかけるなどした多くのファンの熱気であふれ返り、28日は愛弟子だった藤波辰爾さん(70)も来訪した。5月7日まで。
藤波さんは多くのファンを見渡しながら「こうやって見ると猪木さんは偉大だった」としみじみ。「50年くらい一緒にいたので身内のようなもの。今でもひょっと出てきそうな気がする」と続け、「僕らも猪木さんに触れたい気持ちがある。ファンも猪木さんというエネルギーにどこかあやかりたいのではないか」と根強い猪木さん人気を推し量った。
広島県から訪れた男性(50)は「テレビで猪木さんの戦いぶりを見た小学校1年からのファン。普段は見られない写真などを見ることができて感動している」と話した。【山口響】
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