スポーツの秋を満喫できそうな話題です。
22日、広島市内にフェンシング専用の練習施設が新しくオープンし、パリ五輪金メダリストが世界一の技を子どもたちに伝授しました

パリオリンピックの金メダリスト加納虹輝選手。
子どもたちに大会本番さながらの「剣さばき」を披露しました。

【パリ五輪金メダリスト・加納虹輝選手】
「フェンシングは競技人口が少ないこともあり、オリンピックを目指せる競技。フェンシング自体が魅力ある楽しいスポーツなので、ぜひフェンシングを始めて一緒にやれたらなと思う」

広島市西区に新たに完成したフェンシング専用の練習施設「ALETA」試合用の長さ14mの本格的なコートを備え、初心者には道具も貸し出します。

【中学生は】
「(施設が)きれいで、とても楽しい。(加納選手は)動きが早くて突きが正確なのがすごい」

【五十川記者】
「フェンシングをいざするとなるとなかなかなじみがないという人も多いかもしれませんが、柔らかい初心者用のグッズもこの教室は多くありまして、子どもたちも金メダリストと熱い戦いを繰り広げているんです」

年齢や技術に関係なく安全に始められるのがフェンシングの特徴の一つ…
TSSの記者も加納選手に胸を借りました。

【五十川記者】
「(いきなり突かれる)うおおお、何もしていない…」

なんと、開始わずか1秒でポイントを奪われます。
剣で胴体部分を突けば得点ということですが…

【五十川裕明】
「何もできない。前にいけない。ホイ、あ~~~~かいくぐろうとしてもダメだ。加納選手ほとんど動いていないのに私、めっちゃ動いているのに(静かに突き)どうしてそんなに…どうしてそんなに…」

まさに金メダリストの技術!加納選手につけ入る隙は一瞬たりともありませんでしたが…初心者でもすぐに夢中になれるのが、フェンシングの醍醐味だといいます。

【パリ五輪金メダリスト・加納虹輝選手】
「突いたら勝ちという超シンプルなルール。だからこそ奥が深くて先につけばいいというものでもないですし、いったらカウンターでやられたりとかそこの奥深さが面白いところですよね」

まずは気軽に始めてもらう場所を提供し、広島から第二の加納選手の育成を目指します。

【ALETA・津江知典社長】
「いま(加納選手が)メダルをとったからこそいま盛り上げないと、これから廃れていかないようにどんどん盛り上げていきたいなと思っています。

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