大谷翔平選手の専属通訳だった水原一平被告は大谷選手の口座から1700万ドル近くを不正に送金したなどとして、銀行詐欺の罪とうその納税の申告をした罪でアメリカの検察から起訴されています。

水原元通訳はことし6月に行われた罪状認否で起訴内容を認め、量刑が来月25日に言い渡されることになっていましたが、これについて元通訳側が期日を12月20日に延期するよう求めていることが公開された裁判記録から明らかになりました。

記録によりますと、元通訳側はギャンブル行為についての法医学の精神科医による診断や報告書の作成が間に合わないと主張しています。

水原元通訳は検察との間で司法取引で合意していることから量刑は最も重い場合の33年の拘禁刑よりも軽くなる見込みです。

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