山形県は18日、パリ五輪レスリング女子76キロ級で金メダルを獲得した山形市生まれの鏡優翔(ゆうか)選手(23)に県民栄誉賞を贈ると発表した。鏡選手が小学1年から移り住んだ栃木県も同賞の授与を決めており、ダブル受賞となる。
鏡選手は山形市生まれ。小学校入学前まで同市で暮らした。栃木県に住み始めた小学1年の時に競技を始め、地元のレスリングクラブ時代に全国少年少女選手権で優勝を果たした。
山形県によると、県民栄誉賞は県内に居住したことがあれば受賞の対象になる。鏡選手は9人目で、2010年のバンクーバー五輪スピードスケート男子の銅メダリスト、加藤条治さん(39)以来となる。
このほか、山形市も鏡選手に市スポーツ栄誉賞を贈ることを決めている。県、市とも贈呈式の日程は未定だ。(高橋昌宏)
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