大の里は、19日に今場所初黒星を喫して11勝1敗で迎えた秋場所13日目の20日、大関 琴櫻と対戦し、取り直しのすえ、「寄り切り」で勝って12勝目を挙げました。
大の里は、新小結で臨み、初優勝を果たしたことしの夏場所は12勝、新関脇で迎えた名古屋場所では9勝を挙げていて、三役で臨んだここ3場所の勝ち星の合計が大関昇進の目安とされる「33」勝となりました。
大関昇進の議論を預かる日本相撲協会審判部の副部長で、20日の幕内後半の取組で審判長を務めた粂川親方は、大の里について「いい流れなのは間違いない。内容も攻めていていいと思う」としたうえで、大関昇進に向けては「もちろん数字的にはそうだがそれは終わってからの話だ」と述べるにとどまりました。
また、大の里自身も昇進については、「まだ今場所が終わっていない」と話し、残り2日に集中していくことを強調しました。
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