菊池投手はシーズン途中でアストロズに移籍し、移籍後は8試合に登板して5勝負けなしと安定した投球をみせ、アメリカンリーグ西部地区で首位に立つチームで存在感を示しています。

19日は、本拠地のテキサス州ヒューストンで行われたエンジェルスとの試合に2年連続ふた桁勝利をかけ、中5日で先発しました。

1回は、1番バッターにフルカウントから低めのストレートを捉えられレフトオーバーの先頭打者ホームランを打たれました。

そのあとも、フォアボールとヒットなどで2アウト二塁三塁のピンチが続きましたが、6番バッターをフルカウントからスライダーで空振り三振に抑え、この回の失点は1点だけで切り抜けました。

2回以降はキレのあるスライダーを軸にエンジェルス打線に連打を許さず、味方の援護を待ちました。

4回、ようやく味方がタイムリーで1点をあげて同点に追いつくと、直後の5回は三者凡退に抑えました。

6回は、先頭バッターにスライダーをレフト前に運ばれ、2回以降ではじめてノーアウトのランナーを出しましたが、4番をスライダーでライトフライ、5番と6番はいずれもアウトコースのストレートで三振を奪い得点を与えませんでした。

菊池投手は、この回でマウンドを降り勝ち負けはつきませんでしたが、6回101球を投げ1失点、打たれたヒットは5本でフォアボールは1つ、奪った三振は9つで防御率は4.19となりました。

試合は、アストロズが8回に2点を勝ち越して3対1で勝ち、菊池投手が登板した9試合はすべてアストロズが勝っています。

また、この勝利でアストロズは地区優勝へのマジックナンバーを「5」としました。

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